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白川静⑥・・・早逝の詩人


 「桂東雑記」中の「蓬山遠し」は、夭折の作家、高橋和己に寄せる白川先生の哀惜の念

切々として 読む者の胸を打つ。 私は、高橋和己の絶筆となった「わが解体」は勿論、「非


の器」や「我が心は石にあらず」を 読み通したことがない。 いや読み始めて直ぐに、氏の


反逆と憂憤の痛ましさに 耐えきれず、 本を投げ出してしまうのです。 そして、ニーチェの


「そんなに 深淵を覗き込むな、深淵の底からも お前を見つめているのが 分からないのか」


という狂気の思弁とも言うべき警告に 畏れを抱きます。 同じく全共闘に絡め獲られたとは


言え、藤堂明保と違い、高橋和己については、その断崖絶壁上の煩悶に 戦慄を覚えます。

                           b0131383_16583890.jpg

 若くして逝った才能を愛(イト)おしむ 先生の呟きこそ 「心遠し」 と言うほかない。曰く、「か

れの生涯は余りにも短く、(かれが早年にして愛した)早逝の詩人『李商隠』に及ばざること、

なお八年であった」。 胸中 これを誦詠すれば 涙滂沱として已まず。

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まとめtyaiました【白川静⑥・・・早逝の詩人】

 「桂東雑記」中の「蓬山遠し」は、夭折の作家、高橋和己に寄せる白川先生の哀惜の念 切々として 読む者の胸を打つ。 私は、高橋和己の絶筆となった「わが解体」は勿論、「非 の器

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東西南北客争来

Author:東西南北客争来
昭和25年 福岡県北九州市生まれ
麺と酒と銭湯を 人並にこよなく愛し
古今亭志ん朝とロッドスチュワートを聴き
柴犬と白川静と池波正太郎に夢中

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