東シナ海々上のスクラップ
先月(9月)月初のNEWSポストセブンに中国海軍々事力を揶揄する記事「中国初の空母
不具合でドッグ逆戻り 『スクラップか』の声も」が掲載され、ふと憫笑を誘われました。
中国初の空母「遼寧」は、今年の終戦記念日に青島を出港したものの、哀れ大連のドッ
グで3~4年の修理療養に入るとのこと。遼寧は ウクライナ製の中古空母を改修して中国
産1号を名乗ったものですが、出港後 僅か8日間で 洋上を漂流するスクラップと化したの
です。そもそも、この中古空母が ウクライナから 引き渡された時、本来 積載されている筈
の 蒸気タービンエンジン2基が 剥ぎ取られていたというのですから、中国は 紛うことなき
スクラップを 購入した訳です。おまけに 中国は 新鋭ガスタービンどころか蒸気タービンす
ら自前で製造する技術を持たず、泣く泣く 一般船舶用ディーゼルエンジンを 積んだので時
速35kmしか出せず 艦載機が離発着できないというお粗末さで、悪い冗談としか思えまん。
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