白川静③・・・所謂「民主勢力」
今、白川静先生の「回思九十年」を読み返していますが、改めて先生の刻苦精励の生涯に
粛然とします。 その先生にして、評論家の呉智英との対談で、敗戦後のレッドパージの渦中
に所謂「民主勢力」の魔女狩り(戦争犯罪者摘発のための密告)により 恩師小泉苳三を失っ
たことを 「人間の最も卑劣な一面」と怒譴しておられます。共産党や後に社民党と名を変える
ことになった人達が、敗戦後の混乱に乗じ 赤化革命を妄想してソ連に阿諛し、日本の再興に
必需であった優秀な同胞達を祖国占領中の米軍に売り飛ばしたのです。
もはや 絶滅危惧種となった「民主勢力」は、今でも「市民活動家」や「NPO」を名乗り、血塗
られた手で 「護憲」の偽経文を 恥ずかしげもなく捲り誦し続けています。汝ら天咎峻酷なるを
畏れよ。 どのように「反戦平和」を装うとも 歴史の道径のそこかしこに 汝らの偽善と売国を弾
劾する石碑は刻まれ、永劫、磨滅せず。これを「地獄」と言うのだよ。
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