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白川静⑨・・・孔子伝(その3)


 白川静が孔子に寄せる眼差しを通して、私は、初めて 孔子の言葉の律動的な様式美に気

付かされた。孔子の言葉は、弛(タユ)まぬ実践と思索により奏でられる美しい韻律を 伴なう。

                                         Confucius_01.gif

 孔子は、自らの一所不在の亡命生活を 自嘲気味に語る時も 「今、丘(孔子)や東西南北の

人なり・・・」と 詠う様である。 古希間近の孔子が、志を果たせず、最後の安息を求めて 故国

魯に 立ち帰らんとして 滔々たる黄河の流れに 臨み、 嘆く時でさえ 「逝くものは かくの如き

かな、 昼夜を おかず」 と敬虔で節度あるリズムが 聴く者の耳に 心地好く響く。 更に、白川

は特には指摘しないが、孔子の思弁は 否定形で語られる時に 輝きを放つ。否定形による人

間の実相の観察や定義は、自らを尊しとする 力んだ構えが 些かもない。 私は 「義を見て為

さざるは 勇なきなり」 や 「我、 未だ 生を知らず。 いずくんぞ 死を知らんや」 と 孔子の否定

の言葉を 諳(ソラ)んじる時、無限に連なる 先人や後輩達との 確かな連帯を 体感できる。

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東西南北客争来

Author:東西南北客争来
昭和25年 福岡県北九州市生まれ
麺と酒と銭湯を 人並にこよなく愛し
古今亭志ん朝とロッドスチュワートを聴き
柴犬と白川静と池波正太郎に夢中

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