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白川静⑧・・・孔子伝(その2)


 確かに 孔子は (人生の殆どを) 挫折と漂泊のうちに過ごしているが、それにしても、白川
         

静の透徹した視線の先にある孔子像は、何故、かくも気高く、痛ましいのであろうか。

                                             Confucius_01.gif

 孔子の影の様な陽虎、いや世俗の栄達を基準とすれば孔子こそ陽虎の影であろうが、彼

は、孔子に 微笑みながら 「日月逝きぬ。歳われとともならず」と仕官を誘(イザナ)う。 「月日

は 流れ去る。 歳月は 己を 待ってはくれない」とは、 妖しいほどに 卓抜した言辞であろう。

異様とも言える人心操舵の才能である。対するに、孔子は 「諾(はぁ)・・・」と その場凌(シノ)

ぎの恭順の意を示し、逃げる様に 魯国を出て斉国に奔る。途中、束の間の憩いはあれども

孔子の長い 「『殺すもの罪なし』の『盗(亡命者)』」 の生活の始まりであった。 終(ツイ)には、

孔子は 自ら 「東西南北の人」と称したが、なお 「憤を発しては 食を忘れ、楽しんでは 憂い

を忘れ、老い往く身にも気付かぬ」 ほどに 極東の哲人として 求道の人生を生きた。

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東西南北客争来

Author:東西南北客争来
昭和25年 福岡県北九州市生まれ
麺と酒と銭湯を 人並にこよなく愛し
古今亭志ん朝とロッドスチュワートを聴き
柴犬と白川静と池波正太郎に夢中

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