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豊葦原瑞穂国


 祖国日本の美称は、日本列島の豊穣の自然を謳っており、光と空気と水蒸気の恩寵を 暗


喩しております。そこに住む日本人と自然には 賢しら気な主体と客体の区別もない「草木


さへ言問ふ」国なのですよ。曰く大日本豊秋津州(オオヤマトトヨアキツシマ)、また曰く豊葦原瑞穂国


(トヨアシハラミズホノクニ)。ご案内の通り 秋津は稲に付く害虫を獲るトンボの古称ですし、瑞穂は


実り豊かな稲穂の雅称であります。実に日本は、五円玉を見るまでもなく稲穂の国です。


                                稲

 三日前(27) 家内の知人から快気祝いを頂きました。これが「日本の銘米」10種セッ


でして、何とも床しく そのご婦人の知性と優美に感心しました。因みに、銘米10種に
挙げ

られていたのは、北海道「ななつぼし」、「ゆめぴりか」、秋田「あきたこまち」、岩手


「ひとめぼれ」、新潟「コシヒカリ」、山形「つや姫」、「はえぬき」、長崎「にこまる」、

本「ヒノヒカリ」、佐賀「さがびより」です。いや 言霊の幸(サキワ)う国でもありますな。


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至福の和風炒飯


 「男の料理」を小生流に定義すれば「ざっかけないが酒に負けない単純明快な味の主張


を堅持した料理」ということになります。小生が試行錯誤の末に辿り着いた「男の料理」


としちゃぁ「ホタテと切り昆布の時雨煮」や「蕪の白湯スープ煮」等の傑作があります。


                              炒飯 

 最近になってほぼレシピが固まったのが「和風炒飯」です。軽くお茶碗一杯分のご飯を


ボールに取って、昆布茶・薄口醤油・ツメを各小匙一杯ずつ加え、更にチリメンジャコ大


匙二杯と蕪もしくは大根の葉を刻んだもの大匙一杯を放り込みます。最後に梅干果肉一個


分を千切って入れ、箸で 丁寧に掻き混ぜます。因みに、ツメってのは醤油100に 味醂20


ザラメ20を加えて 沸々と弱火で煮込み冷蔵庫で1週間以上熟成させたものです。後はこ


れを胡麻油をタップリ敷いたフライパンで 手早く炒めて出来上がりです。昆布茶の風味と


梅干しの仄かな酸味に大根葉の爽やかな苦み、チリメンジャコの食感で酒が進みますぞ。


育ちの良い強盗


 小生は、育ちの良い紳士淑女の方々に素直な憧憬を抱いております。彼等の立ち居振る


舞いが 礼儀作法に叶い 見る目聞く耳に心地好いからです。実に愛すべき人々であります。


                  
                 銀行強盗

 昨日(27)の午睡時分の産経新聞三面記事「『待って』と言われ、ソファで待っていた


強盗捕まる」を拝読して「妙に 折り屈みの良い強盗だなぁ」と訝しく思った次第ですわ。


愛知県は豊田市の三重銀行豊田支店に風采の上がらぬ50男が押し入り、カウンター越しに


女子行員に包丁を突き付け「金を出してちょうよ」と三河弁も丁重に凄んだそうです。女


子行員が震えながら「あちらでお待ち下さい」とロビーのソファを指したところ、この頓


馬な親父は素直にソファに座り「どえりゃぁ待たせるでよぉ」と呟いていたとか。その後


緊急通報で駆け付けた豊田署員に、男は、強盗未遂で現行犯逮捕されました。如何なる転


落の人生の軌跡か存じませんが、この馬鹿、意外と育ちが良いんじゃないでしょうかね。


続ヤカンの先生

 
                              忠臣蔵

 心底惚れた志ん朝師匠がお手本にしていたから という訳じゃなく、小生は 今に至るも


「万太郎の呪い」とでも申しましょうか、金馬師匠の芸は不当に貶められていると遺憾に


存ずる次第です。万太郎クンはオクビにも出しませんでしたが、破礼噺(バレバナシ)を拝聴


すれば、その噺家の芸道精進のほどが一発で分かります。ご案内の通り、破礼噺は艶笑落


語のことでして、下ネタをサラリと語って、ご婦人にも嫌悪感を覚えさせず、クスリと笑


わせるというのは生半可な話芸ではありませんぞ。金馬師匠の破礼噺中で小生の大好物は


仮名手本忠臣蔵の四段目「塩冶判官切腹」のパロディでした。国家老大星由良助の到着を


待ち侘びる判官は、由良助長男の力弥に「由良助はまだか」と尋ね、力弥「未だ参上仕り


ませぬぅ」。時は流れ、力弥は判官ご正室かほよ午前の寝屋のお相手を勤めます。かほよ

前は 感に堪えず「力弥 そちゃ まだ行かぬのかぇ」、力弥「未だ参上仕りませぬぅ」。


ヤカンの先生


                 金馬

 小生贔屓の古今亭志ん朝師匠は「噺の好みから言やぁ親父の志ん生なんですが、本当に


お手本にすべきはヤッパリ金馬なんです」としみじみ述懐したことがありました。ご案内


の通り、三代目三遊亭金馬は、当時の文壇に君臨した俳人、久保田万太郎から「個人的な


遺恨でも?」と勘繰りたくなる程の酷評を受けておりました。「低俗平凡に過ぎる」とい


う訳です。万太郎先生は自らの脱俗高踏趣味で落語も賞味しようとしたんでしょうが、落


語こそは大衆芸能の雄であり、小生を含めた名も無い市井の人々が木戸銭払ってまで聴く


噺が、気取らず分かり易くて何が悪いのでしょうか。桂文楽師匠も「芸人に下手も上手も


なかりけり 行く先々の水に合わねば」と喝破しています。出っ歯で禿げ頭の愛嬌たっぷ


りのご面相、勉強熱心で噺の故事来歴に精通し、蘊蓄を垂れたがるところから「ヤカンの


先生」と仇名されてました。勿論「知ったかぶり」と「禿げ頭」の掛け詞(コトバ)ですぜ。


山吹色の妄執


 年配者の詐欺被害については、老人の孤独につけ込んだ憐れを誘う悲劇もあれば、三途


の川を越えて持っては行けぬ筈の金銭に対する妄執に取り憑かれた末の喜劇もあります。


                                小判

 家内の亡母は、家内の実家で義兄夫婦と暮らしていましたが、話相手になってくれた不


良リフォーム業者に何の実効もない耐震工事で数百万円を騙し取られましたね。これなん


ざぁ悲劇の典型でして、小生は、そこまで実母に無関心だった義兄の責任だと断じます。


昨夜(26)の産経新聞社会面「『小判買取仲介する・・・』82歳女性が1,600万円 詐欺被害


兵庫伊丹」の方は恐らくは「妄執の果て」の喜劇でしょうな。老女宅に貴金属買取り業者


を騙る男から電話があり「小判取引の仲介をしてほしい」と頼まれたそうです。記事は触


れておりませんが、婆さん、よろめくほどの礼金を仄めかされた筈です。その後、偽警官


から「仲介は詐欺の共犯だぞ」と凄まれ、むざむざ計1,600万円を毟り取られるお粗末。

続奇怪な母親


  昨日(24)に引き続き、シリアへの倒錯愛に脳髄まで侵された薄馬鹿親父、後藤某のお


噂で恐縮です。後藤某の母親を名乗る重篤な躁鬱病 もとい二極性障害患者、石堂順子78


歳の奇怪な記者会見に面妖な違和感が募るばかりです。このサイコ婆は何者でしょうか?

  
                                   
                石堂順子
 まず「後藤某の実母です」という挨拶からして、息子とは遺伝上の母子関係しか持ち合


わせず、実態的な家族関係を喪失していると窺わせます。案の定、今回の騒動で息子の嫁


や生まれたばかりの孫の存在を初めて知ったというんですから開いた口が塞がりません。


周囲の人々から記者会見中止を説得されたものの、聞く耳持たなかったと口走っていまし


たね。善意の関係者の皆様に衷心よりご同情申し上げます。記者会見の大半の時間を費や


して「反原発」を煽られたイスラム国も唖然茫然でしょうが、この鬼畜婆の記者会見終了


後の「してやったり」という達成感120%の満面の笑みは、実に筋金入りの外道ですぞ。


奇怪な母親?


                石堂順子

 イスラム国が、湯川遥菜・後藤健二なる2名の日本人トッチャン坊やを人質に獲って、


200億円超を日本政府から強請盗ろうとして既に5日を数えます。イスラム国が 宗教団体


を名乗るには余りに野卑で醜悪な人殺し集団であるのは言うまでもありません。一方、被


害者の湯川某42歳は好い歳をした夢見る軍事オタクであるこたぁネタバレしています。


後藤 某47歳も「僕が誘拐されても自己責任ですから シリアの人達を責めないで」という


2004年の イラク人質三馬鹿トリオを彷彿とさせる 自己満足と無責任に塗れたビデオメッ


セージを遺しております。図らずも、昨日(23) 午前、後藤某の母親、石堂順子 78歳が


奇々怪々の記者会見をしました。息子の命乞いもそこそこに「反原発」を日本国民とイス


ラム国に延々と訴え「環境保全」の為には「このババの命をくれてやる」と大見得を切る


始末です。さすがにTV各局も鼻白んだ様で、午後からは会見要旨を伝えるのみでした。

三度クリミナルマインド


 FBIのBAU(行動分析班)捜査官達が全米の連続殺人鬼共を炙り出し追い詰める犯罪


心理サスペンスの傑作クリミナルマインドから、三度目に紹介する箴言をご賞味下さい。


                 クリミナルマインド2

 第3シリーズ第19話「記憶を失くした殺人犯」は、クリミナルマインドには珍しい倒叙


法で展開されるドラマです。逮捕時の事故で記憶を喪失した連続殺人犯が、裁判の過程で


BAUが突き付けるプロファイリングと対峙し、戦慄の自己認識を取戻し罪を認める訳で


す。事件解決後、白面の天才心理分析官リードは、愛娘を殺され喪失感に苦しむ父親の許


を訪ねて遺留品の腕時計を返却する際に 時計に刻まれた“Splendour in the glass”と

いう詩句の謂(イワ)れを尋ねます。孤独な父親は「娘の大好きなワーズワースの詩で・・・」

What though the radiance that was once so bright かって あれほど輝いていたものが

Be now for ever taken from my sight       今は永遠に失われようと

Though nothing can bring back…             一切がもはや帰らぬものであろうと
 

と暗誦して嗚咽します。父親に別れを告げたリードは、帰路、一人胸中で


 Though nothing can bring back the hour           草原の輝きも
 Of splendour in the glass                        華の栄光も
 Of glory in the flower                           一切がもはや帰らぬものであろうと
 We will grieve not                               嘆くのをやめて
 Rather find                                      あとに遺されたものの内なる強さを

 Strength in what remains behind                  見つけよう


と続けるのです。「どこかで聞いた胸を打つ詩だ」と仰いますか?当然です。名匠エリア

カザンが撮った1961年の米国青春映画の傑作「草原の輝き」の劇中の授業シーンで、往

の名女優 ナタリーウッドが朗読した 英国の桂冠詩人 W.Wordsworth の詩の一節ですよ。

百貨店に恋して


                  デパートガール

 今でも小生は百貨店に恋しております。物心つくかつかぬかの自我の黎明期に刷り込ま


れた「舶来への憧憬」は容易に剥がし得るものじゃありません。デパートに入った途端に、


視界が一挙に華やかになり、お洒落なブランド化粧品の蠱惑的な香りが鼻腔をくすぐって、


小生をアラビアンナイトばりの絢爛たる白昼夢へと誘うのです。微笑むマネキン嬢達の化


粧は、画一的であるが故に、非日常的な美の王国の衛兵に相応しいのです。エレベーター


と呟くだけで、控え目ではあるけれど毅然とした呼鈴音や白手袋で喧しい日常を優雅に拒


絶するエレベーターガールの深々としたお辞儀が眼前に蘇ります。米国流のリフトなんて


無粋な呼称はサラリと捨てて、食堂に急ぎましょうよ。昔は、陳列ケースのガラスにオデ


コをくっ付けて、お子様ランチの蝋細工のサンプルを何時までも眺めたもんです。それに


しても、食堂の子供椅子や紙ナプキンは、何故、あれほど輝いていたんでしょうかねぇ。


豆腐百珍


 改めて考えると、豆腐が嫌いな人ってのはあまり聞いたことがありませんな。かく言う


小生も大好物で、食膳の豆腐を前にすると狒狒ジジイの如き浅ましい顔付になりますね。


               豆腐

 仄かな大豆の香り、ホロホロとした歯触り、舌の上を滑りながら淡く消えて行く儚げな


豊穣のミルク、トロリツルリンの煌めきのノドごし、胃の腑に納まったあとの癒しの滋養、


どれを採っても豆腐以上の食材があろうとは思えませんな。絹ごし豆腐の艶やかな京女の


玉の肌にも涎を垂らしますし、木綿豆腐の健やかな田舎娘の慎ましさも堪えられません。


衣装道楽の極みの揚げ出し豆腐の手練手管も捨てがたいものです。天明2年、上方で上梓


された「豆腐百珍」は豆腐料理百種類の紹介本でして、その後の各種百珍本の走りとなり


ました。大威張り田楽の「尋常品」、堂々冷奴の「通品」、気取った玲瓏豆腐の「佳品」、

やかな光悦豆腐の「妙品」、頂点にして原点の湯豆腐の「絶品」、どれも納得ですなぁ。

 


ロシアより愛をこめて


 昨夜(16)、BSジャパンで十年ぶりに007シリーズの映画第2作「ロシアより愛を


こめて」を観ました。小生が中学1年生の頃の日本封切で、邦題は「007危機一発」で


したな。子供心にも「危機一髪」を「危機一発」と洒落ていることが新鮮な驚きでした。


中学生の小生には些か刺激的でしたが、細い黒のベルベットのリボンを首に巻いただけで


シーツの下に潜り込んでいたボンドガールのダニエラ・ビアンキも素敵でした。懐かしさ


ついでに、マット・モンローの歌ったメロウな主題曲を、統合失調症的な既成の迷翻訳を


放り棄てて、拙いながらも精一杯の抒情を志した小生の和訳で振り返るのも一興ですぜ。

          ダニエラビアンキ

      【From Russia With Love  ロシアより愛をこめて

From Russia with love I fly to you  ロシアより愛をこめて 僕は貴女の許に飛んで行く


Much wiser since my goodbye to you
  貴女にサヨナラを言った頃より僕はずっと賢くなった


I've travelled the world to learn
   僕は世界中を旅して学んだ


I must return from Russia with love 
ロシアより愛をこめて 貴女の許に必ず帰ろう


I've seen places
            幾多の国々を経巡り


Faces and smiled for a moment
     様ざまな人々と出会い 束の間 微笑んだ


But oh, you haunted me so           
あぁ でも 貴女の面影は僕をずっと苛んだ


Still my tongue tied, young pride
   僕の舌は強張り 青臭いプライド故に


Would not let my love for you show
  貴女に愛を告白するのを潔しとしなかった


I case you say no
            貴女に拒まれることが怖くて


To Russia I flew but there and then 
ロシアに来て その時


I suddenly knew you'd care again
    僕は 初めて 貴女が僕の身を案じていると気付いた


My running around is through
      僕のあてどない流離は終った


I fly to you, from Russia with love  
僕は貴女の許に飛んで行く ロシアより愛をこめて


虎の穴保育園


 日本の保母さん、もとい保育士さんの中にも、職業倫理や生来の母性本能を疑わせる例


外的女性をTVの事件報道で見かけますが、韓国では火病保育士が跋扈している様です。


                女子プロレス

 小生も、本日(16)のJNNの映像を観て、伊達直人の陥った非情の地下プロレスラー


養成基地「虎の穴」もかくやと慄然とした韓国仁川市保育園での幼児暴行劇のことです。


件の保育園で、昼食のキムチを残した4歳女児に、33歳保育士の女子レスラーは、キムチ


の様な刺激物が苦手な幼女もおりましょうに、無理矢理キムチを女児の口に押し込んだと


ころ女児は吐き出してしまいました。この獰悪アマゾネスは、あろうことか平手で4歳女


児の頭を渾身の力を込めて殴打し、女児は2~3m宙に浮いて吹っ飛んで倒れたのです。


それはビンタと言う様な体罰の範疇を逸脱しており、幼女の生命を脅かすプロレス必殺技


ウェスタンラリアートそのものでした。鼓膜の破損どころか頸骨の損傷が懸念されます。


畏れ慎め パリサイ人よ


 ご案内の通り、新約聖書の中で、光背を負って荒野を彷徨うナザレ人は、何にもまして


パリサイ人の偽善を神の御心に叶わぬ所業として痛烈に批判しました。パリサイ人は、モ

ーゼの律法を病
的なほど厳密に解釈実行し、果ては律法そのものよりも自らの解釈を魂の

拠り所とすると
いう霊的腐敗の上に立って 他の人々を見下し 自らを高みに置く輩でした。


                雪だるま

 12日ドバイ発のロイターによると、サウジアラビアの高名なイスラム法学者モハメド・


ムナジド師は、同国北部の降雪に際し「ガキに雪ダルマ作ってやっても好かんべか?」と


いう思考停止親父の質問に対し「雪ダルマは人の形をしておる。雪ダルマを作るのは『偶


像禁止』のイスラムの教えに反する怖ろしい罪じゃ。神はお許しにならんぞ」と強面で宗


教見解(ファトワ)を垂れ給うたのです。「神の御心を代弁できるのはワシだけじゃ」との


パリサイ人の如き選良意識を偽善と嫌う敬虔なイスラム教徒は存在しないのでしょうか?


続トンガリ


 正蔵返上後は彦六と名乗りましたが、甲高く高低に微妙な揺らぎが目立つ発声、これを


裏切るスローテンポな口調の上に講談師顔負けの明瞭な語尾で、不安の中に勧善懲悪を演


出する奇妙な格調漂う高座でした。今では林家木久扇のモノマネで縁(ヨスガ)を偲ぶのみ。


                 
                 林家彦六

 トンガリ正蔵面目躍如の演目「蛸坊主」は端倪すべからざるものでした。名刹、高野一


山の僧を騙る似非坊主4人が料理屋で精進料理を鱈腹食って後、吸物の出汁に生臭物の鰹


節が使われていると因縁を付け「長年の修行が御破算となった。どうしてくれる」と強請


ります。居合わせた本物の高野山の高僧が4人を諌めますが、居丈高になるばかりです。


高僧が「高野一山の僧と仰るが愚僧の面体に覚えは?」と質しても知らぬ顔。「ここな蛸

主」と叱る高僧に「蛸坊主とは何を根拠に」と4人は掴みかかりますが、逆に高僧から

に投げ込まれ、4人分8本の足だけが水面上に。高僧、莞爾として「それ、蛸坊主めが」


トンガリ


 ご案内の通り、日本の推理小説の嚆矢とされる「半七捕物帳」は、コナン ドイルの「シ


ーロック ホームズ」を 原語で愛読して触発された岡本綺堂の名作であります。主人公の


半七は綺堂自身と同じく お江戸の面影を身に纏い英国紳士にも一脈通じる趣味人でした。


                      林家彦六

 同様の諧謔と書生っぽい正義感を相貌に刻んだ老紳士、林家彦六も 小生には忘れ難い

家ですね。73歳になって、43歳で襲名した一代限りの大名跡の正蔵を三平の死去に伴い

老名家に返上し、終生「噺家は庶民の中で暮らすのよ」と稲荷町の4軒長屋を住処とした


骨っぽさで「トンガリ」の仇名を奉られていました。そう言やぁ、稲荷町から寄席へ通勤
定期

券で通っていましたが、私用に際しては 通常乗車券を求める硬骨漢でした。ホテル
の朝食

バイキングでコーヒーを楽しむ彦六に陪席した弟子二人が大量の料理を食べ残すと
「手前の

腹の具合も分からねぇのか」と大喝し、周囲の客が 悄然 顔を伏せたのは有名な話でしたな。



怨念(ルサンチマン)のテーゼ


 昨日(9日)来、仏北部 イスラム過激派 兄弟立て籠もり事件でTVは「表現の自由への


野蛮な挑戦だ」と喧しい限りです。自主規制に忙しい日本のTVが表現の自由ですって?


               ルソー

 近代的な狂気と虐殺の源流であるフランス革命の揺籃ともなった自由・平等・博愛のフ


ランス啓蒙思想に、小生は、抜きがたい独善と偽善を読み取ってしまうのです。例えば、


似非リベラルの市民活動家共が百科全書派の無頼漢ジャン ジャック ルソーの社会契約論


や教育論をリベラルの古典の様に崇める神経が理解できません。彼の倒立した教育論「エ


ミール」は「児童の自発性を尊重しその個性を文明や社会の悪影響から隔離する」という


「放し飼い的教育」を主張しており、悪名高い「ゆとり教育」を彷彿とさせますが、彼は


愛人である下宿の女中に10年間で5人の子を産ませ、その全ての養育を放棄して孤児院に


放り込んだ卑劣漢です。彼にあるのは孤児として流離ったフランスへの怨念だけですぜ。


大量殺戮のテーゼ


 7日昼、パリの風刺週刊誌 本社を襲い 12人を殺戮したイスラム過激派の内の兄弟二人


が血と硝煙の臭いに酔ったまま、8日重武装して 仏北部の民家に立て籠もった様です。


                               フランス革命

 本日(9日)の産経新聞コラム産経抄「フランスにとっての自由」を拝読して、得体の知


れぬ違和感を覚えました。「テロに屈服するな」というフランスへの激励は好しとしても


「フランス革命のテーゼ『自由・平等・博愛』を侵す者あらば フランス人は闘いを辞さな


い」とする仏文明讃歌は幼稚に過ぎます。「自由・平等・博愛」こそは 狂気と虐殺の近代

幕を切って落とした恐怖のイデオロギーで、ついには共産主義の取上げ婆となりました。


「真理の体系」と訳すべきイデオロギーは、唯一つの仮定を思考の出発点として 無批判に


信じ崇め、その上に 全ての世界観を構築する訳ですから、感染すれば大量殺戮を招く悪性


の宗教なのです。それは、イスラム原理主義の残虐や傲慢と出自は 全く同じなのですよ。


セコイじゃないか


 ご案内の通り 先般 物故した高倉健も 銀幕スターとしての橋頭保は任侠モノでしたね。


小生も♪義理と人情を秤にかけりゃぁ 義理が重たい男の世界~♪なんて唸っていました。


ただ 彼は菅原文太と違い、任侠をバネに、敢然、性格俳優としての険路を歩んだのです。


                                 唐獅子牡丹

 昨夜(7日)の産経新聞三面記事「組幹部の葬儀で香典着服 容疑で組幹部2人逮捕」を


通読すれば 任侠道なんてものは銀幕の中だけの幻影だと知れます。山口組系暴力団幹部


の安藤某と大内某は、親切ごかしに、病死した兄弟分の葬儀を仕切って参列者から香典を


140万円ほど集め 葬祭費用約100万円を喪主である遺族になり変って葬儀社に支払い、残


40万円を懐に入れて知らぬ顔の半兵衛を 決め込んだとのことです。香典が余りに少な


いのを訝しんだ遺族が警察に届け、憐れ 香典泥棒2人は 警視庁のお縄を受けた訳ですが、


老婆心ながら、この2人、虚栄虚勢が身上の特殊業界で、この先 やっていけるのかねぇ。


男達へ


 塩野七生は小生も畏敬する歴史小説家であります。失礼を省みず申し上げれば、女性に


しては、眼光炯炯として性狷介、自ら恃むところ頗る篤く、小生がもし彼女にジロッと睨


まれたならば、情けないことに「うへぇ」と敬して遠ざかるに違いありません。若かりし


頃「チェーザレボルジアあるいは優雅なる冷酷」を拝読して、その透徹した歴史観に舌を


巻いた覚えがあります。また名エッセー「男達へ」は冷汗を流しながら読んだものです。


                                 古代ローマ人

 昨夜(6日)の読売新聞国際面「大みそか、ローマ警官8割『ズル休み』?に波紋」に拠


れば、そんな彼女がこよなく愛した古代ローマの男達の末裔も落ちぶれ果てた模様です。


昨年大晦日が勤務日となっていたローマ市警の警官 約900人の内、何と 8割強の約770


が欠勤、しかも 約570人が病気欠勤だったというのです。さすがにイタリア政府も調査に


乗り出すとのことですが 塩野女史の「恥を知れっ」と言う大咆哮が日本まで聞えてきそう。




テロ朝の機能不全


 捏造報道にかまけて報道関係者としての自己研鑚の努力を放棄して久しいテレ朝は、朝


日新聞の従軍慰安婦虚報の撤回と謝罪以来、ほぼ完全に機能不全に陥っている様ですぜ。


                             
煙草

 本日(5日)早朝、テレ朝もといテロ朝が JR北海道の特急の1時間半に及ぶ緊急停車ト


ラブルを報じており、これが昨今のテロ朝報道関係者の矜持の喪失を物語っていました。


JR根室線を走る特急の禁煙車々中で 68歳の男性乗客が 悠然と煙草をふかし始め、これ


を注意した車掌に激昂して備え付けのテーブルに八つ当たりし叩き壊したというのです。


その後、列車は最寄り駅に緊急停車し、男性は所轄警察署に引き渡され逮捕されました。


テロ朝のアナウンサーや解説者は、揃いも揃って「言語道断の違法行為であり、列車遅延


の倍賞責任を問われても当然」と罵倒していましたが、なに「相手は耄碌ジジイ」と舐め


てかかったんですよ。もし本当に認知症だったら、テロ朝は障害者を差別した訳ですぞ。



号泣ボーダー


                スノーボード    

 年始早々、瘋癲中年男女の異様な振舞を観せられて侮蔑の舌打ちを繰り返しています。


例の新潟県湯沢町かぐらスキー場で、指定されたコースの外に我から踏み出して遭難した


40代のオッサンとオバハンの三馬鹿トリオのことですよ。分別盛りの筈のこの阿呆共は、


コース外に出る際にスキー場の監視員から「登山届を提出したか?」と見咎められ「出し


てるよっ」と真っ赤な嘘を平然と吐いた挙句、スノーボードに打ち興じている内に夕闇が


辺りを覆い、雪山で途方に暮れて彷徨っていたというのです。こんな奴らでもを命懸けで


救助せざるを得ない県警他の関係者に衷心よりご同情申し上げる次第です。中でも四十面


下げた痴漢は、かの号泣県議並みに「ヒック、迷惑かけて御免なさい。冬山の恐ろしさを


皆に伝えて行きたい」と泣きじゃくってご高説を垂れるんですから、手が着けられません。


お前達の遭難の原因は「冬山の恐ろしさ」じゃなくて「己の無分別」だとは思わないかぇ。


乙未(きのとひつじ)


 ご案内の通り、明けて2015年は、干支(えと)で言えば 32番目の乙未(きのとひつじ)


当ります。元来は木の枝葉の茂り行く象形である「未」を「羊」の意に用いるのは当て字


とのことですが、小生は、漢字の原型「甲骨文字」の未と羊の類似に由来する混用だと推


察しております。羊は羊を前から見た正面形ですし、未は枝葉を伸ばす木の正面形です。


                           羊     盆栽

白川静に拠れば、羊は古代神判の際に神に対する自己詛盟に用いた神聖な犠牲であり、そ


れ故「善」や「祥」は羊に従う縁起の良い字になったんでしょうね。要するに、羊は善人


の証であり、吉祥だった訳です。また、未年生まれの人は穏やかで人情に厚いと言うこと


ですが、小生の出会った本物の羊達は、どうしたことか、頭突きをかましたり前足で叩い


たりする乱暴者が多かった様に覚えています。ところで「美」は羊が大きいことを指すと


早とちりしそうですが、実は羊に下体の「大」を加えて、犠牲の完美を強調しています。


The Great Journey


 一昨日の元旦の昼、天衣無縫と言うべきか縦横無尽と言うべきか、破壊と創造の限りを


尽くし、喜怒哀楽を惜し気もなく濫費した4人の孫達は、疾風怒濤の如く引上げました。


正月3日の朝、孫達の呼び合う声も遠く消え果て、家内と二人きりの拙宅がヤケに広く感


じられます。有体に申し上げれば、歳相応の屈託や残照の寂しさが戻って来たのですよ。


                              積雪   

 別れに際しては、お約束の通り、神戸の小六の孫娘が顔中を涙と鼻水でビショビショに


濡らして大泣きしました。見ている小生まで切なくなる様な孫娘の惜別の号泣なのです。


車を見送って4~5時間も経った頃、車中の息子一家から電話があり、三重県に入った所


で積雪の為に高速は通行止めとなり一般道に降りたのですが、チェーンを用意していない


人の車が立ち往生しており、凄まじい渋滞だと言うのです。結局、神戸の自宅着は夜中の


3時で15時間超の“The Great Journey”となった由、家族全員無事なら幸甚じゃないの。


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プロフィール

東西南北客争来

Author:東西南北客争来
昭和25年 福岡県北九州市生まれ
麺と酒と銭湯を 人並にこよなく愛し
古今亭志ん朝とロッドスチュワートを聴き
柴犬と白川静と池波正太郎に夢中

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